不眠

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【ネロリ】-甘くフローラルな香りが心に安らぎをもたらす-

黄金の柑橘「橙(だいたい)」果実が黄金色に色づく様子から、黄金の柑橘(C.aurantium)という学名がつきました。和名は橙。樹高10mにも成長する常緑樹で、春の終わりから夏の初めにかけて白くて小さなふっくらとしたやわらかい花を咲かせます。香りは苦みと甘さを合わせ持つ、繊細なフローラル系です。
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【タイム】-ストレスを和らげ、気分を明るくする さわやかなハーブの香り-

疫病予防に使われた薫香30cm程の高さで楕円形の葉をつけるタイムは、ギリシャ語の「Thyein(香りをくゆらす)」が名前の由来。南欧原産のワイルドタイムから分かれ、300以上もの種類が存在します。タイムは同じ学名の植物でも、生育地の気候や土壌によって、化学的構成が大きく異なります。中世ヨーロッパでは疫病が流行したとき、タイムの枝を焚いて空気を浄化したそうです。
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【タンジェリン】-気持ちを明るく元気にしてくれるミカンのような香り-

ミカンのようなやさしい香りタンジェリンは他の柑橘類に比べてリモネンの含有量が90%以上と多く、鎮静や消化吸収促進、免疫強化、血行促進効果が期待できます。甘ずっぱいミカンのような香りで、日本人には親しみやすく、使いやすい精油です。心を落ち着かせて、マイナス感情を取り除き、明るく、元気にしてくれます。とても優しいエッセンシャルオイルなので、妊婦さんや子どもも使用ができます。食欲のないときや胃が弱ったときなどの症状の緩和をサポートしてくれます。安眠に導く作用もあるので、夏バテにカを発揮するオイルでしょう。
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【セロリシード】-心身をやさしくなだめる 甘くスパイシーな香り-

薬効が高いと珍重された植物スウェーデン原産のセリ科植物。和名はオランダミツバともいう、独特な香りを持つセロリは、ヨーロッパからインドにかけての湿地帯に自生する植物です。現代のように茎を食べるようになったのは、17世紀以降のことですが、種子を...
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【ゼラニウム】-ストレスを和らげる甘い香り虫除けにも効果を発揮-

学名:Pelargonium 科名:フウロソウ科 産地:マダガスカル、北アフリカ、フランス 抽出部位、方法:葉からの水蒸気蒸留法 香りの特徴:バラに似た甘くさわやかな香り ノート:ミドル 香りの強さ:濃度3 ブレンドの分類:エンハンサー、イ...
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【スパイクナード】-聖書に登場する重みのあるオリエンタルな香り-

新約聖書に登場する神聖なエッセンシャルオイルヒマラヤ山脈の標高3000~5000mの高地に自生する植物で、名前はスパイクの形をした根茎に由来。古代エジプト時代は「キフィ」の材料として、新約聖書では「ナルドの香油」として登場します。最後の晩餐...
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【グリーンマンダリン】-心と体をサポートする清々しく爽やかな香り-

清の皇帝に献上された果実清の高級官僚たちが皇帝に忠誠心の証としてマンダリンを献上したことから、中国では高級官僚のことをマンダリンと呼ぶようになったそうです。樹高6mほどの常緑樹で白い花をつけ、その後食用となる果実が実ります。グリーンマンダリ...
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【クラリセージ】-ブルーな気分を一新幸福感が湧いてくる-

甘い香りで人々を陶酔させる「清潔な」「明るい」を意味するラテン語「クラルス」に名前の由来をもつクラリセージ。多年草で160cmくらいの背丈に育ち、2mmほどの小さな花は白、ピンク、ライラック、ブルーの美しい集散花序9種類という特長があります...
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【オレンジ】-不安が解消するさわやかな柑橘系の香り-

食用として人気の果実オレンジは樹高10mほどに育つ常緑樹。中国の文献では、紀元前4世紀にすでに紹介されています。オレンジスイートとオレンジビターがありますが、アロマでオレンジといえばオレンジスイートのこと。16世紀にポルトガル商人によってヨーロッパに食用として広められました。果皮から採れるオイルの香りは、果実そのもののようにみずみずしくフレッシュです。
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【イランイラン】-緊張から解放される甘くスパイシーな南国の香り-

濃厚で甘い香料の木:イランイランは熱帯雨林に生息し、樹高10~20mにもなる高木です。甘く濃厚な香りを発し、産地マダガスカルでは「香料の木」として有名。イランイランという名前はマレー語の「花の中の花」(アランイラン)を意味する言葉が由来です。木にぶら下がって咲く花は黄色やピンク、薄紫色などがあり、なかでも黄色の花の精油は最高品質とされています。