アーボビテの情報
- 学名: Thuja plicon Donn ex D.Don in lamber 1824
- 科名:ヒノキ科
- 産地: カナダ
- 抽出部位・方法:木から水蒸気蒸留
- ノート:トップ、ミドル
- 香りの特徴: パワフルでウッディーな香り
- 香りの強さ:濃度5
- ブレンドの分類:エンハンサー、 イクオライザー
- 相性のよい醤油:レモン、 バーチ、カシア、ユーカリプタス
芳香化学成分
- モノテルペンアルコール類:テルペン-チーオール(2.1%)、 トランスミルタノール(1.3%)
- エーテル類・ケトン類:メチルツジャート(53.0%)
- アルデヒド類: αーテルビネオール+ミルテノール(2.4%)
- エーテル類: 1,4-シネオール(1.0%)
- エステル類 ミルテン酸メチル(5.9%)
- アルコール類:アオイデスモール(L)
- カルボン酸:ツヤ變(1.7%)
- その他:アーポビテ成分6(5.2%)、アーボビテ成分7(4.1%)、 アービデ成分8(3.3%)、アーボビテ成分9(2.2%)、アーボビテ成分10(3.9%)
たくましい生命力の持ち主
ベイスギとも呼ばれるヒノキの一種。樹齢が長いことから、長寿を意味して「命の木」とも呼ばれています。
サイプレスやシダーウッドも同じヒノキ科ですが、アーボビデの方がシャープで力強い独特な香りが特徴です。
気持ちをゆったりとリラックスさせ、リフレッシュさせてくれます。
古くから親しまれている聖木
アーボビテは精霊が宿るとされ、シンボルツリーとしてカナダの先住民に親しまれてきた樹木です。
葉や枝、樹皮などは乾燥させて煎じたり、燻製チップにして治療薬として使用されてきました。
また腐りにくく丈夫な性質を持っており、トーテムポールやカヌー、家財、バスケットなど幅広く活用されていたようです。
アーボビテは優れた抗菌作用で知られるヒノキチオールなどのトロポロン類を含んでいるのが特徴です。
高い抗菌・抗真菌作用で体を外的から守り、カビ対策や虫よけにも高い有用性を発揮します。
また肌トラブルにも働きかけることから、スキンケアやヘアケアとしても利用できます。
森と大地を思わせる温かみのある香りは、ストレスや過去のトラウマもやさしく癒してくれるでしょう。
【有用性】
心:リラックス&リフレッシュ
森林の香りが心を解放し、ゆったりとした気持ちにさせます。また、集中力をアップさせ、瞑想効果を高める働きも。
鎮静
体:優れた抗菌作用を発揮
優れた抗菌作用で有害物質から細胞を守り、環境の変化や季節の変わり目に生じやすい症状からも体を保護するのに役立ちます。
抗菌、抗真菌、細胞保護、細胞再生、去たん、浄化、強壮、刺激、消毒、抗ガン
肌:肌トラブルをサポート
湿疹や皮膚炎などの肌トラブルの緩和に有用。有害物質から細胞を守るので、紫外線による肌や髪のダメージに働きかけます。
細胞保護、細胞再生、抗菌、抗炎症作用
その他
駆虫、防虫、防腐
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