シングルオイル 【ライム】-柑橘系のさわやかな香りが疲れた心を明るく元気にさせる- 船乗りを病から救った果実:レモンに似たグリーンの果実、ライム。完熟すると香りや酸味が抜けてしまうため、緑色の状態で収穫されます。インドでは魔除けに使われ、その後ヨーロッパに伝わり、アメリカに持ち込まれました。ライムを乗せて運ぶ船は「ライムジューサー」と呼ばれ、その乗組員たちはライムでビタミンCを摂取していたので、壊血病を予防することができたそうです。 2025.04.14 シングルオイル
シングルオイル 【レモン】-フレッシュな香りに気分まで明るく- リモネンのダイエット効果:フランスのジャン・パルネ博士はレモンのエッセンシャルオイルにはブドウ球菌や髄膜炎菌を殺菌し、0.2%の濃度で結核菌を不活性化したと著書で述べています。さらに主成分リモネンの抗がん作用についての研究も行われていましたが、患者の食欲減退により研究が中止されました。その結果、新たにダイエット成分としての研究が進められ注目されたそうです。1kgのエッセンシャルオイルを抽出するためには、200kgの果皮(レモン約3000個分)を冷搾する必要があり、オイルの濃度を保っています。レモンの精油は果実と同じように、フレッシュですっきりした香りが特徴です。 2025.04.14 シングルオイル
シングルオイル 【ローズマリー】-シャープな香りで刺激し心身を活性化する- 聖なる植物とされたハーブ記憶力や集中力を高め、抗菌作用や強壮作用があるとされ、ローマ時代から薫香として医療や宗教で活用されていたローズマリー。その名はラテン語「ロスマリヌス(海のしずく)」に由来します。地中海沿岸の海辺に生育し、淡いブルーの小さな花が海の色を連想させることから来ているそうです。ローズマリーの香りは脳の記憶を司る海馬組織に働きかけ、記憶力や集中力を高めることから、「ブレイントニック(脳の活性剤)」とも呼ばれています。抗酸化作用も高く、老化を防いでくれる若返りのオイルとして有名です。 2025.04.14 シングルオイル
シングルオイル 【パチョリ】-古くから治療薬として重宝された大切な香料- 医療に活用されていた植物パチュリとも呼ばれるパリョリの語源はタミル語「パチャイ(緑)」と「エライ(葉)」に由来し、「緑の葉」と呼ばれています。仏教では白檀や沈香と同様に大切な香料として扱われ、毒蛇やハチに刺されたときの治療薬や解毒剤として、中国やアジアの国々、日本でも医療用として重宝されている植物です。 2025.03.11 シングルオイル
シングルオイル 【タンジェリン】-気持ちを明るく元気にしてくれるミカンのような香り- ミカンのようなやさしい香りタンジェリンは他の柑橘類に比べてリモネンの含有量が90%以上と多く、鎮静や消化吸収促進、免疫強化、血行促進効果が期待できます。甘ずっぱいミカンのような香りで、日本人には親しみやすく、使いやすい精油です。心を落ち着かせて、マイナス感情を取り除き、明るく、元気にしてくれます。とても優しいエッセンシャルオイルなので、妊婦さんや子どもも使用ができます。食欲のないときや胃が弱ったときなどの症状の緩和をサポートしてくれます。安眠に導く作用もあるので、夏バテにカを発揮するオイルでしょう。 2025.03.04 シングルオイル
シングルオイル 【セロリシード】-心身をやさしくなだめる 甘くスパイシーな香り- 薬効が高いと珍重された植物スウェーデン原産のセリ科植物。和名はオランダミツバともいう、独特な香りを持つセロリは、ヨーロッパからインドにかけての湿地帯に自生する植物です。現代のように茎を食べるようになったのは、17世紀以降のことですが、種子を... 2025.02.27 シングルオイル
シングルオイル 【ジュニパーベリー】-体の新陳代謝を高めるさわやかな森林の香り- 浄化作用の強い薬草古くから浄化の力があるとされ、チベットでは疫病を予防する薬草として、ギリシャやアラブ世界では消毒薬として重宝されていました。ドイツには、20日間に渡りこの実を食べて、冬の間に溜まった老廃物を排出する「春の浄化法」という習慣... 2025.02.27 シングルオイル
シングルオイル 【オレンジ】-不安が解消するさわやかな柑橘系の香り- 食用として人気の果実オレンジは樹高10mほどに育つ常緑樹。中国の文献では、紀元前4世紀にすでに紹介されています。オレンジスイートとオレンジビターがありますが、アロマでオレンジといえばオレンジスイートのこと。16世紀にポルトガル商人によってヨーロッパに食用として広められました。果皮から採れるオイルの香りは、果実そのもののようにみずみずしくフレッシュです。 2025.02.22 シングルオイル