抗菌

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【ネロリ】-甘くフローラルな香りが心に安らぎをもたらす-

黄金の柑橘「橙(だいたい)」果実が黄金色に色づく様子から、黄金の柑橘(C.aurantium)という学名がつきました。和名は橙。樹高10mにも成長する常緑樹で、春の終わりから夏の初めにかけて白くて小さなふっくらとしたやわらかい花を咲かせます。香りは苦みと甘さを合わせ持つ、繊細なフローラル系です。
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【ディル】-神経の興奮を鎮め安らぎをもたらす草原の香り-

古い歴史を持つハーブ古代ノルウェー語の「なだめる(Dilla)」に語源を持インド原産の1年草ディル。紀元前4000年代に草として栽培されはじめ、古代エジプトでは医師たちがディルを活用していました。優れた鎮静、鎮痛作用が「なだめる」の由来を示しています。高さは40~60cmほどで、葉は羽根のような形をしていて、黄色い花をパラソル状に咲かせます。
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【ティーツリー(メラルーカ)】-高い抗菌性と殺菌力で感染症を抑える清潔感あふれる香り-

クック船長がお茶に活用!?針のように先の尖った葉がたくさん茂る樹木です。葉の色は表と裏で全く異なり、表は黒く裏は白っぽく見えます。ティーツリーの学名「Melaleuca(メラルーカ)」はMela(黒)とleucos(白)から来ています。お茶の木の仲間ではありませんが、クック船長が香りが豊かなこの木の葉をお茶として活用したことから「TeaTree/ティーツリー」と呼ばれるようになったのです。
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【タイム】-ストレスを和らげ、気分を明るくする さわやかなハーブの香り-

疫病予防に使われた薫香30cm程の高さで楕円形の葉をつけるタイムは、ギリシャ語の「Thyein(香りをくゆらす)」が名前の由来。南欧原産のワイルドタイムから分かれ、300以上もの種類が存在します。タイムは同じ学名の植物でも、生育地の気候や土壌によって、化学的構成が大きく異なります。中世ヨーロッパでは疫病が流行したとき、タイムの枝を焚いて空気を浄化したそうです。
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【ターメリック】-ウコンとして知られるスパイシーな香り-

伝統療法で重宝された植物こぶ状の太い根と鳥の羽のような形をした大きな葉を持つターメリック。根茎はオレンジ色をしていますが、乾燥させてパウダー状にすると鮮やかな黄色になります。抗酸化作用のあるクルクミンという化合物が黄色くさせています。古くから香辛料や染料として使われているほか、インドやインドネシアでは美容や伝統療法でも活用されています。
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【ユーカリプタス】-清涼感のある香りで感染症を抑制心と体に働き、気分を爽快に-

防虫・抗菌作用で健康的な風土にユーカリの木は10m以上にも達する背の高い常緑樹。オイルを抽出する葉は硬くて濃い緑色水分を吸い上げ、グングン成長することから、マラリア拡大阻止のために活用されました。湿地に植えると大地を乾燥させるだけでなく、優れた防虫、抗菌作用で、蚊の繁殖を抑え、健康な大地を作り出すのです。
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【タンジェリン】-気持ちを明るく元気にしてくれるミカンのような香り-

ミカンのようなやさしい香りタンジェリンは他の柑橘類に比べてリモネンの含有量が90%以上と多く、鎮静や消化吸収促進、免疫強化、血行促進効果が期待できます。甘ずっぱいミカンのような香りで、日本人には親しみやすく、使いやすい精油です。心を落ち着かせて、マイナス感情を取り除き、明るく、元気にしてくれます。とても優しいエッセンシャルオイルなので、妊婦さんや子どもも使用ができます。食欲のないときや胃が弱ったときなどの症状の緩和をサポートしてくれます。安眠に導く作用もあるので、夏バテにカを発揮するオイルでしょう。
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【ダグラスファー】-集中力をアップさせる クリーンでウッディーな香り-

米松の名で知られる北米大陸の針葉樹日本で米松(ベイマツ)と呼ばれているダグラスファーは、別名をアメリカトガサワラといいます。北米を中心に育つ針葉樹で、樹高は100mにもなる巨木です。木目が美しいことから住宅建材として重用され、葉や樹皮は古くから民間薬として使われています。
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【セロリシード】-心身をやさしくなだめる 甘くスパイシーな香り-

薬効が高いと珍重された植物スウェーデン原産のセリ科植物。和名はオランダミツバともいう、独特な香りを持つセロリは、ヨーロッパからインドにかけての湿地帯に自生する植物です。現代のように茎を食べるようになったのは、17世紀以降のことですが、種子を...
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【スペアミント】-疲れた心と体に優しいすっきりとした香り-

ミント類の原種に近い種多くの種類があるミントの中でもスペアミントは原種に近い種といわれています。スペアは槍の意味で、葉先が尖っていて槍に似ていることからその名が名づけられました。茎の断面は四角く、シワのある葉の表面には揮発性油分の入った油胞...
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【スパイクナード】-聖書に登場する重みのあるオリエンタルな香り-

新約聖書に登場する神聖なエッセンシャルオイルヒマラヤ山脈の標高3000~5000mの高地に自生する植物で、名前はスパイクの形をした根茎に由来。古代エジプト時代は「キフィ」の材料として、新約聖書では「ナルドの香油」として登場します。最後の晩餐...
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【シラントロ】-コリアンダーの葉から抽出した集中力が高まる爽快な香り-

コリアンダーの生葉スペイン語でコリアンダーの意味を持つシラントロ。コリアンダーの精油は種子から抽出するのに対し、シラントロの精油は葉を使います。中国では香菜(シャンツァイ)といい、中華料理に欠かせない食材です。緑色の葉は光沢があり、成長する...